2024-01-01から1年間の記事一覧
先日、ホームラボ環境にvSAN環境を構築したので、さっそく仮想マシンを構築して動作確認をしてみたいと思います。 vSAN構築記事は、こちらを参照してください。 hironw.hatenablog.com 構成 NFS接続設定 vSANデータストアに仮想マシンを作成 動作確認 構成 v…
VMware Cloud on AWSを新規に導入する際に、あらかじめAWSのVPCを作成しておくと、Connected VPCとして接続することができます。 今回は、その手順について紹介したいと思います。 VPCの作成 サブネットの作成 SDDCの作成 SDDC確認 VPCの作成 まずは、AWS Ma…
VMware Cloud on AWS(以下、VMC)は、AWSのベアメタル上で稼働するVMware vSphereのクラウドサービスです。物理環境はAWSのグローバルインフラを使用し、そのホスト上にVMwareのSDDC環境を展開して提供するものになります。 今日は、VMCの検証環境を導入さ…
いままでやろうと思ってやってなかった、ホームラボ環境でvSANを組んでみたいと思います。 vSANはストレージを仮想化するソリューション(SDS:Software Defined Storage)で、複数のディスクを束ねて1つのストレージを提供することが可能です。 今回は、ホ…
vCenterでのコンソールでESXiホストにアラートマークが出ていたので確認したところ、「コアダンプのターゲットが構成されていません。ホストのコアダンプを保存できません。」という表示が出ていたので、コアダンプの設定を実施してみます。 コアダンプは、E…
NSXの分散ファイアウォールやゲートウェイファイアウォールは、初期構築の際にポリシーやルールをたくさん作成すると思いますが、GUIで1つ1つ作成していくのは骨が折れます。 また、オンプレやNSX-Vからの移行などであれば、すでに情報はまとまっているので…
NSXALBによるHTTP/HTTPSアクセスした際の負荷分散は、基本的にSNATをしてサーバに転送するため、サーバのアクセスログを確認すると、送信元のIPアドレスはSEになっています。 アクセス元の情報が知りたい場合は、HTTP HeaderにX-Forwarded-For(XFF)の情報…
NSXのTier0ゲートウェイでは、ダイナミックルーティングプロトコルとして、BGP、OSPFがサポートされていて、オーバーレイで作成したセグメントやスタティックルートの経路情報を広報することができます。 今回、ルートアドバタイズという機能を使用して、特…
ホームラボのESXiホストを再起動した際に応答がなかったので、直接コンソール接続で確認したところ、パーブルスクリーンが表示されていたので、原因と対応方法について紹介します。 発生した事象 原因 対策 発生した事象 直前にネットワーク構成変更やケーブ…
以前、NSX-T 3.1.1.0を導入したときは、OSPFがサポートされておらず、動的ルーティングはBGPだけでした。その後、すぐにOSPFがサポートされたのですが、今回、NSX4.1.2の環境があるので、オンプレにあるCisco 891FJ-K9とOSPF接続してみたいと思います。 NSX…
今までの負荷分散は一意のFQDNへのアクセスに対して、複数のサーバへ負荷分散を行ってきましたが、ユーザーによりURIが指定されている場合、URIの文字列によって対象のサーバを指定する方法を紹介します。 BIG-IPなどでは、iRuleにより実現していましたが、N…
今まで、VMware、Azure、AWSと触ってきましたが、一切自動化というのをしてきていませんでした。 先日、Google Cloudを初めて触った際に同僚からTerraform使うと構築楽だよと言われ触ったところ、構築した環境をコマンド一つで削除できることに感動しました…
NSXALBでVSを作成する際に、複数のシステム管理者から依頼が来ますが、作成後の管理は各システム管理者に任せたいですよね。 ただし、admin権限を渡してしまうと、他のシステムやNSXALB自体の設定変更ができてしまうので、自分が担当しているシステムの設定…