色々な発表やアップデート、たくさんのソリューションを目にして纏めるという作業でそろそろオーバーヒートしそうな状態ですが、各ソリューションの詳細についてももうチョイ踏み込んでご紹介します。
VMware vRealizeアップデート
vRealize関連では、VMworldに合わせてリブランディングされました。従来、vRealize AutomationのSaaSはCloud Automation Serviceといった別の名称がついていましたが、vRealize Automation CLOUDといった形で、製品名の末尾に“CLOUD”が付くと、SaaS版であることがわかるよう、よりシンプルな名前となる変更が行われました。
また、vRealize Automation、vRealize Operation、vRealize LogInsightは 8.0、NetworkInsightは5.0というバージョンでリリースされる予定となっています。
Multi Cloudの運用管理業務を成功に導く4ステップ
昨今のクラウド利用のトレンドとして、マルチクラウドが一般的になってきたことで、運用管理業務の複雑性が増してきています。その課題を解決するためのマルチクラウド利用成熟モデルとして、4つのステップについて紹介されました。
まず、コストの可視性を確保すること、次にガバナンス及びセキュリティを確立させること、そして、自動化及びサービスインテグレーションの順に実装していくことを推奨しています。その成熟モデルを実現するために、Wavefront、CloudHealth、Bitnamiも含めて、マルチクラウドソシューリョンのポートフォリオを着実に整備してきていると言及されました。
次回は、私の本業であるNetwork & Securityをお届けします。