続いてNSX Edgeの導入をしていきます。
NSX Edgeはデータプレーンのコンポーネントで、オーバーレイからアンダーレイへの通信を橋渡しする仮想アプライアンスになります。
ここでは、Edgeクラスタを構成するために、2台構築していきます。
ネットワーク構成
NSX Edgeの作成
まずは、[システム]ー[ノード]ー[Edgeトランスポートノード]を表示し、「EDGEノードの追加」選択します。
Edgeノートの追加で、名前を「edge62」、ホスト名/FQDNを「edge62.home.local」とし、フォームファクタは、「Medium」を選び、次へを選択します。
認証情報を入力し、「SSHログインを許可」と、「root SSHログインを許可」を有効化して、次へを選択します。
展開の構成で、以下の情報を入力し、次へを選択します。
コンピュートマネージャ:vcsa31
クラスタ:Cluster_Lab
ホスト:esx21.home.local
データストア:datastore_qnap2
ノードの設定で、以下の情報を入力し、次へを選択します。
管理IPの割り当て:IPv4のみ
タイプ:静的
管理IP:192.168.10.62/24
デフォルトゲートウェイ:192.168.10.1
管理インターフェイス:DPortGroup 10
ドメイン名の検索:home.local
DNSサーバ:192.168.10.32
NTPサーバ:192.168.10.32
続いてNSXの構成では、まず、VLANトランスポートゾーンのN-VDSを作成していきます。
以下の情報を入力します。
Edgeスイッチ名:nsxHostSwitch-vlan
トランスポートゾーン:tz-vlan01
アップリンクプロファイル:uplink-single01
チーミングポリシーアップリンクマッピング
uplink01:DPortGroup 13
続いて、オーバーレイトランスポートゾーンのN-VDSを作成していきます。
以下の情報を入力します。
Edgeスイッチ名:nsxHostSwitch-overlay
トランスポートゾーン:tz-overlay01
アップリンクプロファイル:uplink-single01
IPアドレスタイプ(TEP):IPv4
IPv4割り当て(TEP):IPプールを使用
IPv4プール:TEP-Pool
チーミングポリシーアップリンクマッピング
uplink01:DPortGroup 12
しばらく待っていると、構成の状態が「成功」にとなり作成が完了します。
同様に、edge63も作成します。