8月30日にVMwareからvSphere8とvSAN8のリリースが発表されたので、さっそく検証環境を構築してみました。
vSphere6.7、vSphere7を新規に導入する際、必ずNICの問題がでるので、まずは、どのような手順やUIであるのかを確認するために、今回は、vSphere6.7の基盤上に仮想環境として構築していきます。
ESXi8のインストール
vCenterから新規仮想マシンを選択してESXi8の仮想マシンを作成していきます。途中の手順は割愛しますが、仮想基板上にESXiを構築するので、CPUの「ハードウェアアシストによる仮想化をゲストOSに公開」のチェックを入れておきます。
CPU:2、メモリ:14GB、ディスク:20GBとし、ポートグループの選択と、ESXi8のISOイメージを選択しておきます。
仮想マシンの作成が完了したら電源を入れます。いつものインストール画面が出てきます。
続行するには(Enter)Continueを選択します。
EULAにどうする場合はF11を選択します。
インストールディスクを選び(Enter)Continueを選択します。
キーボードをJapaneseとし(Enter)Continueを選択します。
rootのパスワードを2回入力します。
CPUがサポートされていませんが無視して(Enter)Continueを選択します。
もう1回念押しで聞かれますが、(Enter)Force Installationを選択します。
(F11)Installを選択します。
インストールが完了後、リブートします。
起動後、無事NICも認識されDHCPでIPが取得できました。
この後、F2のカスタマイズから、固定IPアドレスに変更します。
DNSサーバーを指定して、ホスト名も変更します。
DNS Suffixを設定し、再起動します。
再起動後、http://192.168.1.27 に接続するとログイン画面が表示されるので、ユーザー名はroot、パスワードは設定したものでログインします。
ログインするとこのようなUIが表示されます。
全体的にグレーになっていて、シックな感じがしますね。
ただ、中身は大きな変更はなく、いつも通りです。
まずは、大きなエラーもなくインストールが完了しました。
次回は、vCenter8をインストールし、ESXiホストを登録していきます。