2021年3月2日にアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS Japan)が、AWSアジアパシフィック(大阪)リージョンを開設すると発表がありました。
大阪リージョンは、スタンダードなAWSリージョンに拡張されたことで、西日本で低遅延のサービスを提供が可能となります。
これによって、大阪リージョンは、3 つのアベイラビリティゾーンで構成され、北京、香港、ムンバイ、寧夏、ソウル、シンガポール、シドニー、東京のアジア太平洋地域の 8 ヵ所にある既存のAWSリージョンに展開する 25 のアベイラビリティゾーンに加わることになります。
現在、AWS は世界 25 の地域に 80 の AZ を展開しており、今後オーストラリア、インド、インドネシア、スペイン、スイスで、さらに 15 の AZ と 5 つの AWS リージョンの開設を計画しているようです。
これによって、同記事内でもVMwareもVMC on AWSの大阪リージョンでのサービス提供開始に向けて、準備が開始されるそうです。
以下、記事の引用。
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VMware と AWSは、VMware 製品が有するエンタープライズ クラスの機能と AWS クラウドの機能の幅と深さとスケールの組み合わせにより、企業の IT および運用チームがビジネスに価値を付加できるように支援してきました。ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 山中 直氏は以下のように述べています。「VMware と AWS が共同開発したサービスである VMware Cloud on AWS は、VMware のソフトウェアで実現するエンタープライズクラスの Software-Defined Data Center を AWS クラウドに展開し、AWS のサービスへのアクセスを最適化したオンデマンドサービスとして提供され、IT チームは双方のメリットを最大限に活用することができます。AWS は、VMware vSphere をベースとしたすべてのワークロードに対応する VMware のパブリッククラウドパートナーであり、VMware Cloud on AWS は vSphere ベースのワークロードに最適な AWS ソリューションです。
VMware Cloud on AWS を 2021 年下半期に AWS の大阪リージョンに拡大することで、日本のお客様の期待にお応えできることを楽しみにしています。この拡張により、西日本のお客様にはより多くの地理的な多様性と災害対策の選択肢を提供することができます。また、活用いただくすべてのお客様が、アプリケーションのモダナイゼーションのために vSphere ワークロードを VMware Cloud on AWS に移行する際の柔軟性を高め、俊敏性、コスト、セキュリティを向上させることができるものと確信しております。」
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これにより、西日本のお客様への提案がしやすくなったので、リリースが待ち遠しいです。