ネットワークエンジニアのITブログ

長らくネットワークで生活してきましたが、ここ数年クラウドとサーバー系に触れる機会が増えて、日々成長しています。最近のお気に入りはNSXALBとGoogle Cloud。

ESXiホストのシステムログに関する警告の対応

物理サーバのESXiをUSBメモリから起動しているため、「ホスト esx21.home.local のシステムログは、非持続性ストレージに格納されます。」というようなメッセージが、vCenterのホストを選択すると表示されます。
このメッセージがあると、ホストに注意マークが表示されっぱなしになり、それ以外の状態変化があったときにすぐに気がつきにくいので、システムログの保存場所を変更したいと思います。

手順としては、ESXi Host Clientに直接接続して格納場所を変更していきます。
まずは、esx21に接続し、左のツリーから[管理]ー[システム]ー[詳細設定]で、「Syslog.global.logDir」を検索し、ログの保存先が、「/scrath/log」であることを確認します。

ログは、QNAP2に格納するために、事前に各ESXiホスト用にフォルダを作成しておきます。
datastore_qnap2の直下に、各ESXiホスト用のフォルダを作成し、その配下に「scratch」というフォルダを作成します。

再度、ESXi Host Clientに戻り、「Syslog.global.logDir」を右クリックして、オプションの編集を選択します。

新しい値の項目を、「[]/scratch/log」から「[datastore_qnap2] /esx21/scratch」に変更して、保存を選択します。


vSphre Clientのサインアウト、サインインをすると、メッセージが消得ていることを確認できます。
同様に、esx22、esx23も設定します。

以上で、システムログに関する警告の対応は完了となります。