11月13日、14日の2日間、ザ・プリンスパークタワー東京でvForum2018 Tokyoが開催されました。
VMware Cloud on AWSの東京リージョンでのサービス開始
冒頭のゼネラルセッションで、VMwareの代表取締役社長のJon Robertsonより、VMware Cloud on AWSの東京リージョンでのサービス提供が開始されたと発表されました。
VMware Cloud on AWSは、AWSとVMwareが共同で開発した、拡張性、安全性、革新性に優れた統合クラウドサービスです。お客様は、VMware vSphereベースのオンプレミス環境を、Amazon EC2で動作するAWSクラウドにシームレスに移行し拡張できます。
vSphere Platinumの発表
VMware CEOのPat Gelsingerから新たな製品群が発表されました。
セキュリティは、問題が発生してから対策を打つという後手に回った対策をしており、脅威を追いかけるのではなく、最初から安全なデータだけを通し、攻撃の対象を小さくするマイクロセグメンテーションの考え方が必要という考え方に基づき、AppDefenseを予め組み込んだvSphere製品であるvSphere Platinumが紹介されました。
もともと、AppDefenseは同社のポートフォリオに含まれていましたが、これが最初からvSphereに組み込まれた状態での提供となるようです。
さらにNSXとの組み合わせでコンピュータとネットワークの保護を実現しているとの説明もありました。
Project Dimension
VMware Cloudのシンプルさをデータセンターからエッジまで提供し、IoTやエッジコンピューティングへ対応し、VMware Cloud Foundationをサービスとして利用できるProject Dimensionを紹介しました。
この他、vmworld 2018ですでに発表のあった、Amazon RDS on VMware、あらゆるクラウドに対して制限付きアクセスを提供するVMware Cloud Automations Services、クラウド内のワークロードの管理・保護・運用を行うVMware Cloud Operations、NSXによって実現するVirtual Cloud Networkへの取り組みの商会に加え、VMware Cloud on AWSの東京リージョンを活用したデモストレーションなどが行われました。